我が家の愛車(ステップワゴンスパーダ)にミラー型ドライブレコーダーを取り付けました。
もともとワゴン型の車は車内が広く、その分ルームミラーからの後方視界はあまりよくありません。
それとプライバシー・セキュリティ目的で後部にスモークフィルムを貼ったため、ルームミラー越しの視界がさらに良くなくて。。。
まあ両サイドのミラーを使えば別に運転に支障はないのですが、最近のデジタルミラーは性能もよいと聞いたので試してみたくもなり、購入してみることにしました。
購入したのは【Akeeyo_AKY-X6N】。
ドラレコは様々なメーカーから販売されていて、中国製品も多く出回っています。
価格comやオートバックスで見て決めるよりも、ネットで直接販売されている商品のほうが断然安い。でもそのネットの商品が信用できるのかイマイチ不明。。。
みたいなこともあって、約2か月くらいかけて物色してみた結果、この商品に至りました。
決めた理由はズバリ「リアカメラの性能」
私の場合「Akeeyo AKY-X6」を購入した決め手は一点、「リアカメラが「60FPS」に対応していること。」これにつきます。
ただ、ミラー型のドラレコを購入検討されている方すべてにこの商品がベストバイ。と言い切るつもりは毛頭ありません。
というのは、私の場合は
- スモークフィルムの影響でルームミラー越しの視界が良くないこと
- 既にメーカー純正オプションのドラレコが前後に装備済なこと
- 既にメーカー純正オプションのバックモニターも装備済みなこと
- よって、ミラー型のドラレコに求めてることは「ミラーの代替」としての機能
という背景があります。
要は、「ミラーとしての性能が最優先」で、それに付随する機能は二の次でよいかなというのが本音です。
もちろんドラレコとしての機能も十分なスペックをもってはいるのですが、やはりリアカメラのフレームレートが60FPSでこの価格。という商品は他にはありません。
この記事では、私のように「ミラーとしての性能」を求めている人向けにこの商品の強みと弱みをまとめてみたいと思います。
通常はリアカメラから本体への入力端子はアナログ接続になるのが主流ですが、USB-Cを採用している点も見逃してはいけません。。
「Akeeyo AKY-X6」の特徴
リアカメラが「60FPS」は希少
まず冒頭に触れたようにリアカメラが「60FPS」であるということ。
この価格でリアカメラが60FPSという商品はなかなか見当たりません。
60FPSとは一秒間に60枚の静止画データを収集して画面表示、録画保存をする仕組みを指します。
このスペックがどれくらいの数値なのか?他の動画の数値と比較してみました。
・映画:24FPSが主流
・テレビ:30FPS
・WEBカメラ:30FPSが主流。ハイスペックモデルには60FPSも存在
・PCモニタ:60FPS
・ドラレコ:30FPS、27FPSが主流
大体こんな感じです。
フレームレートに関しては一般的に「人の目には30FPSあれば十分」という考え方もあるようですが、見比べてみるとわかりますがやはり滑らかになります。
この動画がわかりやすかったのでお借りしました。
※画面を大きくしてみるとよくわかります。
画素数はFHDクラス(1080P)
一方画素数については、この商品はFHD(1080P)とのことです。
現在市場に流通しているドラレコの最高スペックは4Kサイズ(2160P)になります。
一見見劣りするようにも見えますが、4Kサイズで60FPSの商品はほとんど市場には出回っていません。データが大きくなってしまうからかもですね。
それもフロントカメラの話で、私が知る限りではリアカメラが4K、60FPSという商品はたぶんないのではないでしょうか。。。
また仮に存在したとしても、ミラーに映る映像を確認するのであればFHD(1080P)あれば十分という認識です。
いずれにしてもリアカメラ1080Pというスペックは「ミラーの代替」として利用する分には十分なスペックだと思思ってます。
価格価格が絶妙
それと価格についてですが、Akeeyo AKY-X6は定価(というかもともとの販売価格)が22,000円(税込み)で販売されています。
ミラー型ドライブレコーダーの価格帯はピンキリですが、私が個人的に調べたところざっとこんな感じです。
※デジタル商品なので、価格と性能は時代よって変わりますのであくまでも一つの目安として参考にしてください。
・3万円以上
→ミラー本体からの配線が1本のタイプ
→純正ミラーを付け替えるタイプ
・2万円以上
→カメラが3つ以上つけられるタイプ
→高画質(4K、2K)
→360度カメラ設置モデルなど多機能
※12インチサイズが主流
・1万円以上
→HDR機能(感度の良いセンサー)が搭載されている
→メーカー品の中心価格帯
→日本向け右ハンドル仕様
※一万円台前半は10インチサイズの商品が多い
・1万円以下
→左ハンドル仕様
→ミラーのサイズが純正サイズ
→画像の解像度が720P
だいたいこんな感じです。
調べてる方ならわかると思いますが、中心価格帯12,000円~15,000円くらいで時期によってキャンペーンをやったり、ECサイトで値引きクーポンを発行したりしているようです。
私が購入した時はAkeeyo AKY-X6は、
・Amazon:税込み22,800円。送料無料。6,000円のクーポン
・楽天:税込み21,800円。送料無料。4,360ptの付与(店舗による)
・Yahoo:税込み21,800円。送料無料。Paypayクーポンで1500円分値引き
・メーカーサイト:税込み17,800円。送料無料。周辺機器まとめ買いで2,000円分値引きあり
※調査時最安店舗の金額です
このような価格でした。
どこで買うかは利用者次第。といった感じですが、実質17,000円台後半で入手できる商品になります。
メーカーについて
ドラレコは国産は高品質。信頼できるけど高額。一方中国メーカーは安いけど性能が不安。
みたいな風潮があります。
このAkeeyoというメーカーのホームページを見ると、日本語のページがしっかりあります。
これによるとAkeeyoは中国深センにあるベンチャー企業のようです。
それだけ聞くと世間的には怪しいメーカーのようにも見えてきますが、サイトをよく見てみるとサポートページが充実していることや日本国内に代理店網を構築し始めている様子などが感じ取れます。
少なくとも他の出処不明の中国メーカー品と比べれば信用に値するメーカーなのではないかと個人的には推測しています。
ちなみに私個人的にはAliExpressを活用して中国製の商品はよく購入しています。
「中華系」とまとめてしまえばそれまでですが、特に電子機器に関しては関しては品質はピンキリです。
Akeeyoは日本語対応の窓口を明確にしていて、今後日本にしっかり進出しようとしていると思われる点で個人的には安心して購入してよいかと思ってます。
その他の特徴
そのほかにもAkeeyo AKY-X6には特徴は上げられてますが、正直彼らが打ち出している特徴は、ほかの商品でも言われていることです。なので割愛します。。。
Akeeyo AKY-X6の弱点
あとはAkeeyo AKY-X6を購入する場合、ひとつ注意しなければいけない点があります。
利用の仕方によっては後悔の元になるので必読です。
動画のデータやPCに詳しくない人にとっては落とし穴になりかねないので。。。
フレームレートが倍。ということは。。。
それは、保存できるデータが通常よりも大きくなる。ということです。
一般的なドラレコが30FPSとした場合、Akeeyo AKY-X6は60FPSなので同じ時間の動画のファイルサイズが倍になってしまいます。
つまり、SDカードの中に保存できる量が大きく減ってしまうという点です。
もちろん、同梱されているSDカード(32GB)を入れておけば自動で上書きされて保存されることに変わりはありませんが、例えば上書きロックのファイル数が増えたりすると容量が圧迫されてしまうことは事実としてあり得ます。
あとはドラレコを事故の検証以外にビデオデータとして活用したりしたい人であれば、総録画可能時間は事前に調べておいたほうが良いと思います。
私のように純正のドラレコと併用して取り付けている場合は、仮にデータの保存が出来てなかったとしてもそれ自体は不要ですし、そもそもミラーの代替としての利用しか想定してないので何とも思いませんが。。。
まとめ
以上、Akeeyo AKY-X6についてまとめてみました。
このドラレコは比較的低価格帯の中華系メーカーの中でも信頼できるそこそこのスペックを持った商品です。
何より、フレームレートが60FPSという優れもので、現時点では(少なくともミラーの代わりとしては)最もコスパの良い商品だと思います。
私のようにルームミラーの代替としてミラー型のドラレコ購入を検討の方は是非参考にしてみてください。
次回はその取り付けをレビューしたいと思います♪
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