我が家の?代目かのメインPC「Acer Aspire 1830Z」。
当時はスペックもそこそこで故障、トラブルもほぼなくかなり優秀なPCとして活躍していただきましたが、スペックを見る限りもうかなり旧世代のPC。
ということですでに現場は最新PCが稼働し、このPCはここ3,4年引き出しの中で余生を過ごしていました。
ところが今回のコロナウイルス騒動で家庭内のPC需要が増え、急遽働いてもらうことになったのです。
用途としては次女のオンライン授業。今の時代スマホでほぼ事足りるのでPCの出番はほとんどなかったのですが、さすがにオンライン授業はスマホだとちょっと画面が小さい。タブレットを提供してもよかったのですが、これを機会にPCに触る経験を持ってもらうのもありかなと思い「次女用」として復活させてみようかなと。。
ところが実際使ってみると遅すぎる。
- なんといってもHDDが遅い。
- 古いファイルがゴミ化している。
- システムエラーも複数あり。
- すでにサポート終了したWindows7搭載。
- 備え付けのWifiが機能しない。
- メモリが2GBと昭和並みに狭い。
状況としてはこんな感じ。
この数値がどれだけひどいのかよくわかりませんが、とはいえ、ひとつひとつ改善できれば簡単にメールやSNS、動画送受信くらいは耐えられるのではないかと思い今回再生化を試みてみました。
OSをWindows10アップグレード
通常は一気にメモリ増設、SSD切り替えを済ませてからOSアップグレードをするのが早いのでしょうが、今回の場合そもそもWindows10に無償アップグレードできるのか?そして、破損しているシステムも含めて修復できるのか?がはっきりしないといくら部品を新調しても意味がないので、先に古いファイルの削除とWindows10へのアップグレードを試みました。
Windows10への無償アップグレードはまだ可能
幸運なことにWindows10の無償アップグレードが可能でした。
Windows7は2020年1月14日にサポート終了しています。それまでの間にマイクロソフト社はWindows10への無償アップグレードをずっと推奨してきた立場もあって、
この日を期にアップグレードの中止と正規版Windows10の購入を促す立場に代わってしまいました。
ところが、どうやらいまだに無償アップグレードが可能なようでした。
ので上記ページからアップグレードを実施。PC事態がほぼ死亡していたので、
- 過去にインストールした重めのソフトはすべてアンインストール
- 写真やゴミ化したファイルもすべて削除
- Wifiが機能しないので有線LANでネット接続
と、できるだけ軽くしてからアップグレードに挑みました。
元PCの処理速度が恐ろしく遅くて、結局約半日の時間を要してWindows10にアップグレードすることが出来ました。
しかしこの時点ではとても使えるレベルではなく、やはり大型メモリとSSDを入れてみないことには生まれ変わるかどうかは判断つかないという結論に至り、次のステップに進むこととしました。
メモリ増設
次にメモリの増設です。
今回購入したメモリはこちら、
HDD→SSDに切り替え
最後にHDDをSSDに入れ替えます。
購入したSSDはこちら
それなりに名前のあるメーカーのほうが安心感があるという理由でサンディスク製品を選びましたが、もっと安価な商品も市場には出回ってるようです。SSDもずいぶん安くなりましたね。。。
HDDを外すときはネジを外して矢印の方向にHDDをずらせば簡単に外れます。画像がわかりにくいですが笑。
その後新しいSSDを同じ手順で装着します。
その際、HDDよりもSSDが少し薄いのでやや隙間が出来てしまったのですが、3-4mm程度のウレタンを挟み込んで対応しました(写真撮り忘れ。)。
結果
一通りとりあえずやれることはやってみて、実際に使ってみたところ「非常に快適」です。
辛抱してイロイロ調べて、お金かけてやってみた甲斐がありました。
数値がどれだけ良い内容なのかはわかりませんが、少なくとも依然と比較すると爆速にアップしています。
最新のPCと比較するとはるかに遅いようですが、それでもまだまだ使える感じがします。
メールやSNS、YOUTUBE、Zoomなどの基本的ソフトを使うにはほぼ問題ありません。
エクセルや3D、画像処理ソフト、ゲームなど演算を多く使うタスクや高速グラフィック機能を必要とする利用は全く使い物にならないと思います。
あとは画面の解像度がFull HDの一世代前なので細かい作業も向きません。。
ですが、十分戦力になってます!