自宅のPCのスペック調査をしてみた

今我が家には6台(+会社のノートPC1台)のPCがあります。

デスクトップが2台、ノートPCが4台(+1台)。

・仕事用ノートPC→会社のノート→仕事で使用

・デスクトップPC(DELL3250)→プライベートでメインで使用(5年前購入)

・ノートPC(LENOVO)→妻のメインPC(3年前購入)

・ノートPC(DELL)→娘のメインPC(2年前購入)

・自作PC→未来のメインPC(設定中)

・ノートPC(ASUS)→一昨年現役引退(10年モノ)※今回調査なし

・ノートPC(ACER)→娘のリモート授業用(10年モノ)※今回調査なし

PCはコスパ重視で、できるだけその時代の中級スペックを買うようにしています。

ハイスペックPCは割高感が否めません。奮発して購入してもほんの数年で普通のPCになり下がりますし。

とはいえ、新調した時に速度アップに感激できる程度のサクサク感は求めたいしで。。。

 

ということでこの10年ほど毎回IntelのCorei5シリーズの最新モデルあたりが落としどころになっています。

で、自宅にあるPCですが今回私がメインで使っているデスクトップPCがそろそろ現役続投が厳しくなってきたので新しくPCを作りました。

せっかくなので、家にあるPCのスペックを棚卸しておこうかなあと思いまとめてみました。

そもそもどの程度のスペックが必要か決めるため。というのがメインの目的ですが、できるだけ使わないパーツは使いまわしたいなあとか、今後の買い替え頻度とか考えるためにも。。。という趣旨です。

仕事用ノートPC

まず仕事用のノートPC。これは会社から貸与しているやつです。

※メーカーホームページより

DELL Latitude 7290

CPU:Core i5-8350u 1.7 GHz

実装 RAM:8.0 GB

OS:Windows 10 Pro

ストレージ:250GB(M.2)

これは仕事レベルであれば問題なくサクサク動きます。Officeアプリやメール、ブラウザ閲覧も全くストレスありません。

スペックも必要十分なことともありますし、会社PCということで余計なソフトをインストールしたりしてないのも健康状態に影響している気がします。

同じ使用用途ならあと2,3年は変わらず使えそうな気がします。

CINEBENCHI R23

・CPU(Multi Core):2449pts

・CPU(Single Core):817pts

という結果です。

Cinebenchに関してはグラフィック関連のベンチマークツールなので、ビジネス用途のノートPCであればまあこんなもんで十分なのかなと思います。

Crystal Disc Mark

ということです。

この数値がどれくらいいいのか、悪いのかはあれですがまあ、3年くらい前のミドルスペックPCで、今も普通につかえてることを考えると「まあ普通」もしくは「そこそこ使える」程度の内容かと思われます。

いい悪いは置いといて、「他のPCと比較するうえで一つの基準」として位置付けたいと思います。

(旧)デスクトップPC(DELL Inspiron3250)

次にプライベートでメインで使用しているデスクトップPCについてみてみたいと思います。

Dell Inspiron3250

CPU:Core i5-6400 CPU @ 2.70GHz

実装 RAM :16.0 GB

OS:Windows 10 Home

ストレージ:SSD500GB

このPCはCorei5第6世代ということで、かなり老朽感は否めませんが、OfficeやWEB閲覧は全く問題なく利用できます。普通に事務用途のPCとして使うのであれば全く問題ありません。
ただ、普段使いとして気になる点があるので一応それも列挙しておきます。

ファイル転送が遅い

購入当時は全く問題なかったのですが、最近特に写真のファイルデータが大きくなる傾向にあって、デジカメや携帯のバックアップをとるのに結構な時間を要してしまいます。

HDDが落ちることはありませんが、やはりPC利用時にマルチタスクになっている時間が多くなって、作業に影響することがしばしば出てきました。

スリープからの回復が悪い

PCをスリープ状態にしたり、長時間立ち上げっぱなしの時など、起こしてもちゃんと起きてくれないことがたまにあります。

CPUがフル回転という状態ではないので、おそらくはグラフィック機能が限界に来ているのか?電源が足りてないのか?あたりが怪しいのですが、どっちにしてもストレスが出始めてます。

動画編集、3D編集に弱い

そもそもですが、動画や3D編集、ゲーム等には強いPCではないのは分かってましたが、それでもCorei5であればある程度は動くでしょ。。という期待値で購入している訳ですが、さすがに世代が古くなって最新のソフトウエアには追い付けないスペックになり下がっています。

今は3D編集やゲームなどをフルフルで対応する機会はありませんが、それでもたまには動画は編集しますし、新しいゲームがどんなのなのかとかは試してみたい気持ちになったりします。

CINEBENCHI R23

・CPU(Multi Core):3038pts

・CPU(Single Core):795pts

という結果です。

Core i5とはいえ、第6世代ということもあり第8世代の会社のPCより遅いことは予想してたのですが、マルチコアでは数値が上回るってます。

シングルコアこそ低スペックですが、数値もそれほど変わりなく、体感的にはほぼ同じであることもうなづけます。

会社のPCと比較しても遜色ない処理能力があると言えそうです。CPUのクロック数が影響しているのでしょうか??

Crystal Disc Mark

次にCrystalDiscMark。

こちらもDELL Latitude 7290にこそ及びませんが、それに迫るスピードがあるようです。

書き込みが若干もたもたしている感じですが、読み込み速度はほぼ同等のスペックです。

ノートPC(LENOVO ideapad720S)

続いて妻が使ってるノートPC。我が家のPCの中では購入時に一番ハイスペックだったPCです。

lenovo ideapad720S

CPU:Core i5-8250U 1.6GHz

実装 RAM:8.0 GB

OS:Windows 10 Home

ストレージ:SSD 250GB

第8世代ということで購入当時は最高のコスパと言われたスペックです。

最新のCPUで10万円を切る13インチノートというところで売れていたと記憶してます。

ただ、私自身はほとんど触ってないので使用感は不明です。

まあAI(イラストレーター)やPS(フォトショップ)等グラフィックソフトがサクサク動いているのでまあまあ現役でも使えるスペックなのかと思います。

CINEBENCHI R23

・CPU(Multi Core):2410pts

・CPU(Single Core):718pts

という結果です。

まさか第6世代のCore i5より低い数値とは思ってもいない結果になりました。

考えられる要因としては、、、

・CPU自体のクロック数が影響している可能性

・RAM(メモリ)のサイズが影響している可能性

・PC内の常駐アプリが影響している可能性

このあたりしか思い浮かびません。。まさか私のデスクトップPCより低い数値とは。。。て感じです。

Crystal Disc Mark

ただSSDの速度は超早いようです。

規格を詳しく把握していないので十分な比較はできませんが、おそらくは私のデスクトップよりもSSDにアクセスするインターフェースがかなり進化しているのかと思います。

ノートPC(Lenovo ThinkBook13S)

次に長女ノートPC。

大学進学後、本格的にPCを使う機会が増えてきたため購入したやつです。

CPU:Core i7-10510U 1.8GHz

実装 RAM:16.0 GB

OS:Windows 10 Home

ストレージ:SSD(M.2) 250GB

CADソフト(Cinema4D)を使う授業があるということでオプションでグラフィックボードをアップグレードしてます。

我が家的には久しぶりのCore i7。それも第10世代ということでなかなかのスペックを期待しています。

CINEBENCHI R23

・CPU(Multi Core):2864pts

・CPU(Single Core):952pts

ということでやっぱり早い処理能力を持ってます。

まあ、超ハイスペックなPCと比べるとまだまだですが、普通に3Dアプリを使い倒すくらいであれば十分すぎる結果かと思います♪

Crystal Disc Mark

続いてCrystalDiscMark。

こちらも結果は非常に高い!

ただ高いだけではなく、書き込み速度の速さが目を引きます。

M.2による効果なのかインターフェースがGen2なことが功を奏しているのか。よくわかりませんがいい結果です。

(新)デスクトップPC(自作)

最後に先日自作したPCを調査してみました。

自作PC

CPU:Core i5-11400 @ 2.60GHz

実装 RAM:32.0 GB

OS:Windows 11 Home

ストレージ:SSD(M.2) 1TB(Gen4)

Core i5ながら第11世代ということで思いつく範囲で一番良いコスパを狙ったスペックです。

CINEBENCH R23

・CPU(Multi Core):7974pts

・CPU(Single Core):1370pts

なんと想像以上の高ポイントでした。

気持ちいい。

特にシングルコアで見た場合、ひとつ上のCore i7と比較してもさほど変わりがない点が驚きでした。

マルチコアになると超ハイスペックPCと比較するとはるかに見劣りしますが、、、でもでも今まで私が使用したPCと比べると雲泥の差です。

Crystal Disc Mark

続いてディスクの速度。

こちらもやはりかなり早い印象があります。ですが、娘のCore i7のノートPCとの比較においてはほぼ同等という結果でした。

このPCはストレージ用のメインSSD(M.2)にGen4規格に対応したマザーボードを用意したのですが、あまり違いは出ませんでした。。

まとめ

ということで、家にある現役PCのスペックをCINEBENCHとCrystalDiscMarkの二つのツールで比較してみました。

今後のPCライフのために、調べてみて感じたことをまとめておきたいと思います。

演算処理はコア数の優位性もさることながら世代はさらに重要

まず、私調査によればひと世代前のCore i7よりは最新のCore i5の方が圧倒的に早いという結果になりました。

もちろんゲームや複数タスク環境下での対応力となるとコア数がモノをいうのでしょうが、普段使い、普通環境下であれば最新世代CPUで太刀打ちできそうな印象がありました。

何よりコスパ観点で見ればやはりCore i5は魅力的と言えます。

記憶媒体へのアクセスはSSDのスペックよりもインターフェースの世代が重要

メインの記憶媒体(いわゆるCドライブ)の速さにはやはりインターフェースが重要そうです。

太いパイプでデータを転送できるデバイスの方が断然有利なようです。

これはCPUやメモリ、SSDの問題というよりはマザーボードとその中のチップセットの問題ということです。

最新のチップセットを持ったデバイスが断然有利というところでしょうか。

メモリのサイズは意味がありそう

メモリのサイズはよく机のサイズにたとえられますが、やはり動作の安定感を守るうえではサイズは重要そうです。

厳密にはクロック数が高いメモリが有利な部分もあるのかもしれませんが、今回実施したテストだけではその違いはよくわかりませんでした。

また、実際のところメモリのオーバークロックには限度がありますし、クロック数引き上げもマザーボードに影響することなのでサイズを増やすことで改善するのが常套手段と言えそうです。