ステップワゴン・スパーダ(RP3)に電源取り出しカプラーを付けてみた

最近、我が家の愛車に電装品を取り付ける機会が増えてきたので、「電源取り出しカプラー」なるものを導入してみました。

通常、電装品はその車内のヒューズボックスや必要な電源ケーブルからテスターで検電して配線を分岐させて取り出します。

ですが飽きっぽい私の場合、配線関係の道具や工具を全部揃えきったころにはブームが去ってしまいそう(つまり使わなくなりそう)なこともあって、手っ取り早く簡単に電源を取り出せる「電源取り出しカプラー」を導入することにしました。

導入したのがこれ。

今回はその取り付けの様子をアップしたいと思います。

電源取り出しカプラーとは

電源取り出しカプラーとは、ほとんどの車に装備されているようですが、通常、運転席右下にあるカプラーに挿入するだけで、主要な電源が簡単に取り出せるようになるハーネスです。

電源がとりやすい位置まで持ってこれるので、電装品を頻繁に装着するような人は毎回毎回ダッシュボードのパネルを大がかりにこじ開けて、装着して、また付け直す、みたいな作業が一気に楽になるというメリットがあります。

私のようにいちいち検電して電源の種類を特定して、、、みたいな作業がめんどくさい人や、不慣れで心配という人にもこのカプラー装着はおすすめです。

作業手順1~右パネルを開ける~

ステップワゴンスパーダの場合、まずフロント右側のドリンクホルダーがあるパネルを開けます。

パネルはずしを使って丁寧にねじ込めば簡単に外せます。

強引にこじ開けようとすると表の見える部分に傷を作りかねないので、場合によってはマスキングテープを利用して養生したほうが良いかもしれません。

パネルを外すと、イルミネーションLEDのコネクタが付いたままなので、それを外します。

パネルを外すとこのような景色になります。

 

写真の赤丸印5か所がクリップで止められているので、パネル外しの際にここを注意して開けることになります。

次に黄色丸印のネジを外すとパネルの受け部分が外せます。

手順2~カプラー取り付け~

外すと下のような光景になります。

写真赤丸印の部分が今回取り付けるカプラーの受け口になります。

手順も何もっていう感じですが、ここにカプラーを取り付けて取り付け完了です。

こんな感じで完成です。

早速電装品の取り付け~USB電源~

このカプラーを取り付けることで、ACC電源、イグニッション電源(IG2)、バック電源、イルミネーション電源がそれぞれ自由に取り出せるようになります。

早速USBの電源ケーブルを増設してみました。

用意したパーツはこれ

12Vの電源から5V-3Aに変換してUSBに供給するパーツです。

これを運転席右下に格納して、USB充電器を増設しようというたくらみです。

写真赤丸印の赤線オス端子を取り付けたカプラーのACCメスに装着します。

黄色丸印の黒線オス端子はアース側に配線します(写真はありません。。。)。

充電器を取り付けました

取り付けたかった電装品がこれ。

USB式の非接触型充電器なのですが、配線が表に出るとどうも見た目が格好悪い。

あとハンドル周りに配線がいろいろあると事故の元のような気もするし、ずっと気になってたんですよね。

ということで随分すっきりしました。

ちなみにこの製品は、QC3.0(急速充電3)に対応している商品で、随分と高性能なスペックなようですが、元のUSBアダプターがどんなスペックなのかわからないので、能力は不明です。。。

体感的には相当早いのでお勧めです。

それと、ゲル状の吸盤は多少デコボコのダッシュボードでもしっかりくっついてくれるのも嬉しい発見でした~。

まとめ

ということで電源取り出しカプラーは説明のしようがないくらい簡単に取り付けられるのでお勧めです。

電装品の配線には表に出てるシガーソケットが使われがちですが、あれがタコ足配線になると本当に見た目が宜しくないのと、意外に小さくお金がかかりっぱなしになりかねません。。。

そんな懸念を考えてる人は是非増設をお勧めします。