以前「ダイエットは運動よりも食事から」という記事を書きましたが、今回もそれと似た話。
「ダイエットは運動よりもまず掃除から」という話です。
運動するくらいなら掃除したほうが生活の質が上がります。で、痩せます。
理由1:いきなりトレーニング。は障壁が高い
過去の私もそうでしたがそもそもやせようとしている人は太ってるという自覚があります。そいうか太る習慣を持っています。
「ダイエット」というと真っ先に「運動、トレーニング」を連想しがちですが、果たして太る習慣の一番の理由は「運動不足」なのでしょうか?
おそらく大半の人はそれ以前に必要以上に飲み食いする食習慣だったり、歩けることろ歩かなかったりという運動以外の日常習慣だったりしませんか?
そういう習慣が染みついた人が一念発起して定期的に運動ができるようになる。という保証はありません。
平日はトレーニングの時間が確保できない、とかこれまで運動しなかった、出来なかった理由があるわけです。せいぜい定期的に時間が作れたとしても土日で2~3時間とかがやっとです。
よほど強い動機づけか鉄のような意思がない限りはまあ続かないと思いましょう。
理由2:ほとんどの人は掃除時間が不足している
一方掃除についてですが、運動以前にそもそも掃除の時間が確保できていない。という人は意外にも多いのではないでしょうか?
週末まとめて掃除している。とか、時間が出来たら〇〇をキレイにしたい。
そんな、掃除が足りていない生活に運動(する時間)を持ち込んだら更に家の中は荒れ放題になります。運動する暇あったらまず掃除頑張りましょう。ということです。
ダイエットはもともと体の中の余計な肉を体から捨て去る作業になります。「新たに運動を始める」といった足し算の発想だけでは目的は達成されるとは限りません。
理由3:運動と掃除は消費カロリーはほぼ同じ
「ダイエット」を一番に考えた場合、「掃除」という行為は結構プラスに作用するということを忘れてはいけません。
例えば、、
・ジョギング30分の消費カロリーは約200Kcal。
・一方で拭き掃除30分の消費カロリーは200Kcal。
※個人差あり、所説あります
ココだけ見ると当然運動効率はジョギングのほうがはるかに高い。ということが言えます。
ですが、ジョギングするにはトレーンぐウエアに着替え、靴を履き替え外に出て軽く準備運動をしてから始めます。
30分程度のジョギングであれば、準備→後始末まで入れると1時間は使います。
同じことを拭き掃除で考えると掃除の準備は30秒もあれば十分です。つまり、同じ時間(1時間)掃除をすればジョギングとほぼ同じだけカロリーを消費することができるわけです。
・消費カロリーは当然運動のほうが高い
・時間当たりの消費カロリーはほぼ変わらない
ということです。
理由4:副次的な効果がある
それと、「ダイエットのためのトレーニング」にはそれ以外の目的がありません。
一方で掃除をはじめとする家事全般には当然「生活を良くする」というもう一つの目的があります。
お父さんであればお母さんに褒めれれることだってあるかもしれません笑。
毎週末まとめて掃除や洗濯をしてる人であれば日々に分散することで週末は有意義に過ごせるかもしれません。「トレーニングには健康をサポートする効果やストレスを改善する効果などある。」と反論する人もいるかもしれませんが、正直掃除も真剣にやれば汗は書きますし息が上がります。
大会やレースに出て優勝する。とか特別な目標でもない限り、つまりダイエットそのものに目的を持っているのであればまず掃除の習慣から始めるのが正解。という人は結構いるのではないかと思います。
まとめ
お伝えしたかったことは「ダイエット≒運動」という先入観はダイエットの失敗を引き起こすリスクを持っている。ということ。
太らない習慣は過酷なトレーニングの中ではなく、日々の生活の中にまず存在します。
運動によるダイエット効果を狙うのであれば、掃除に限らず、家事のサポートを優先するとか、一駅分歩くとか、日常生活の隙間時間を使ってダイエットを考えるのが一番合理的で、生活の質そのものを高めてくれるように思います。