先日購入したミラー型ドライブレコーダー【Akeeyo AKY-X6】。
フレームレート60FPSに惹かれ、購入することになったこの商品ですが、取り付けが無事完了したのでその時の様子をアップしたいと思います。
素人で自分利用なので雑な部分もありますが、私のように自分で取り付けたいと考えてる方の参考になればうれしいです♪
1.ミラー本体設置~難易度★☆☆☆☆できるだけ見栄えよくつけるポイントを紹介
1.1 ミラー本体設置
まずミラー本体の設置です。
この商品は純正ミラーにゴムタイプで装着になります。
ケーブルは三種類↓
左から順に電源入力(USB-Mini)、GPS入力、リアカメラ入力(USB-C)です。
カメラ入力端子がUSB-Cになっている点が高速データ転送を実現してくれそうで何となく安心感があります♪
1.2 ケーブルを束ねる
このタイプのミラーはケーブルが複数あってまとまってなく、なんだか見た目が格好悪いですよね。
ハイエンドモデルとは違うので止むをえませんが、少しでも見栄えを良くしようとケーブルを束ねてみました。
↑こんな商品を使って
こんな感じでケーブルを束ねました。
写真撮り忘れましたがミラー周りが多少すっきりするのでお勧めなのと、あとはこの後の工程でフロントガラスと天井の隙間にケーブルを隠し込むときの作業が格段に楽になります。
2.配線1(フロント部)~難易度★☆☆☆☆ここは比較的らくちん♪~
2.1 フロントガラス上
次に束ねた配線をフロントガラスと天井の隙間に隠し込みながら配線していきます。
Aピラー(三角窓の周りのパネル)はこの段階で外しておきます。外し方はググってみてください。
赤丸印のところにピンがあります。上側から下前に向かってはがしていくとうまく外れます。
「内張りはがし」はあったほうがいいと思います。
2.2 GPSを設置
まず一本目の配線は「GPS」。
私はGPSはAピラーの中に隠しました。
メーカーではなるべく電波が受信しやすいように目に見えるところに設置することを推奨しているようですが、個人的には余計な配線が外に出るのもイヤなので。。。
後でテストして感度が悪そうだったら考えることにしました。
GPS受信機には固定用の両面テープがついてますが、配線ごと結束バンドで固定して動かないように処置しました。
2.3 電源を接続
次に二つ目の配線。電源です。
この商品は製品購入時にはシガーソケットから電源が供給できるようになっています。
ですが、普通に表に出ているシガーソケットを使うと、配線が表に出てしまって後付け感が増してしまいます。
そこで、社内にある配線からシガーソケット電源がとれるブツを使うことにしました。
こんなやつです。
ソケットを差し込んで締め付ければ外れない構造になってます。
揺れや衝撃でソケットが外れないようにできるので便利です。
3.配線2(フロント→リア)~難易度★☆☆☆☆ここも簡単~
3.1 フロント・リアドア上
そして最後の配線はリアカメラ。
この配線はドアと天井の間の隙間を走らせていきます。
まずフロントドア上。
ウエザーストリップを外して、天井の隙間に配線を隠していきます。
配線の通り道としてはこんな感じです。
Bピラーと天井は天井部分を軽く押し込むと線が入るだけの隙間ができるのでそこに差し込むようにして隙間に潜り込ませます。
2列目側も同じように通します。
Cピラー裏も同じように。。。
3.2 Dピラー部
ここでDピラーをばらします。
その後の工程でリアのゴムカバーを通す難所が待ってます。
最低限、Dピラーをばらしておかないと天井の素材を折り曲げてしまうことになりかねないので、その予防のために。。。
外し方は、
・3列目のシートベルトを外す
・Dピラー内張りを外す
という手順です。
このカバーを外すと17mmボルトが出てくるので、レンチで外します。
シートベルト固定用なので結構長いネジです。
そのネジを外すと内張りがはがせるので、天井上に配線を通します。
4.配線3(リア部)(難易度★★★★☆☆ここが一番大変)
4.1 ゴムカバー部
ここからが大変です。
1)まずゴムカバーを外します。
比較的ゴムがやわらないので簡単に外れます。
2)次に天井裏にある配線をゴムカバー側に通します
これは通過後の写真ですが、天井裏から外部への入り口が小さな穴一つしかありません。
この穴を下から上にリアカメラケーブルを通すことになります。
下側からギリギリ指が届くので天井素材を壊さないように気を付けて通します。
私は手が大きいので指で作業が出来ましたが、手が小さい人はタコ糸のような通しやすい素材を先に通して、それをガイドに通す方法もあるかと思います。
※ただ、配線の先端が4~5cmはコネクタになっているので、実質直角(垂直)に向けないとこの穴は通りません。そこが大変。。
3)その後ゴムカバーの中を通します
この写真が天井から外部に配線を出したところです。
この後、このゴムカバーの中を通します。ここが一番時間がかかりました。
ちなみに、ゴムカバーの配線はこれ必需品だと思います。
ゴムカバーの中は既に純正コードでいっぱいになっていて、通常の配線通し用のワイヤーでさえ太めで通りにくい状態です。
実際に通すときはゴムを伸ばしながら通していくので、ガイドはできるだけ細くてしなやかなものの方が適しています。それでも大変です。。
こんな感じで通していきます。
写真でも赤丸印の部分を先端が通過してるのがわかると思うのですが、それくらい隙間がなく、キツイ中を通します。
強引に引っ張りすぎて断線させてしまったり、途中でガイドが抜けてしまわないように注意する必要があります。
あとは通りをよくするためにシリコンスプレーを噴霧して作業するのもよいみたいです。
4)ゴムカバー通過後の配線は表ルートを選択
ゴムカバーを無事通過した後は、当初は下の写真の青い点線のルートを予定していたのですが、穴が狭くガイドを通すこともできず、結局黄色点線のルートをとることにしました。
デメリットとしては二つ。
一つは写真黄色部分が表に見えてしまうこと。
これは後からモールで目隠しして仕上げることにしました。
もう一つはゴムカバーの接続部から配線を出す必要が出てしまうこと。
これについてはゴムカバーが比較的柔らかかったので、配線を通す部分だけ浮いてしまう格好で納めました。見た目はほとんど気になりませんが、様子を見ながら代替策を探そうと思います。
そもそも黄色点線ルートをたどることが出来れば問題がないわけで、今度時間を見つけて、タコ糸やテグス細め長めの針金など駆使して再チャレンジしてみたいと思います。
4.2 内張り取り外し
ここまで配線が来れば後はリアゲートの内張りをはがしてカメラを設置するだけです。
内張りは上の写真赤丸印の9か所。比較的簡単に外れます。
配線は赤点線のようにはわせました。
線が結構余ったので、束ねて結束バンドで固定してます。
4.3 カメラ設置
最後にカメラの設置場所ですが、リアゲートハンドルのメッキカバー下に設置することにしました。
メッキカバーを外すと下の写真のようになっています。
- ①は位置決めのためのピン
- ②は固定用のボルト
- ③と④は緑ピン
で固定されています。
今回は思い切って④のピンを外してカメラを通すことにしました。
このリアゲートのハンドルカバーは小さいパーツながら4点でしっかり固定されているので、緑ピンひとつ欠損したくらいでは問題ないという判断です。
それと③(上のピン)よりは④(下のピン)を外した時のほうがぐらつきが少なかったことなどからこの穴をカメラ線の通り道にすることにしました。
ただ、緑ピンの経年劣化等も考えられるので早々に③と④の間にリアカメラケーブル専用の穴を空けて処置したいと思います。
ドリルとリーマがあれば一瞬でできる工程なので。。。
で、取り付け後の画像がこちら↓
赤丸印が今回取り付けたリアカメラになります。
ナンバー中央上に純正のカメラ(バックモニター用)がついてますが、それと比較するとやや大きいかなという印象です。
ですが、解像度や描写の質は純正とは比較にならないほど高性能です。
ちなみに取付位置はいくつか候補があったのですが、、
①外側右スポイラー部に張り付け
当初はここがべストと思ってたのですが、配線の取り回し時にスポイラーとボディに隙間が少ない為、スポイラーを削るか、ややスポイラーをゆがませながら線を這わせる必要があったため断念。
②内側中央、③内側右
内側の中央でもよかったのですが、バックドアの構造上、もう一つゴムカバーを通す配線になってしまうのが面倒で断念しました。それと内側に設置すると電熱線が映り込む影響があることや、既に貼ってあるスモークフィルムを500円玉大に切りはがす作業や見た目のデメリットが発生してしまうのも嫌だったので、内側はやめにしました。既に単体のドラレコが先住者としてついてますし。。。
④右側バックドアノブ周辺
ということで検討の結果④の場所に設置することにしました。
まとめ
そんな感じで、ドライブレコーダーの設置が完了しました。
取り付け時間はざっくり4時間程度。。
まあ素人にしては上出来なほうかと思います。
一度つけてしまえば、中の構造も理解できるので修正も手直しも簡単にできそうです。
時間を見つけて、配線の見直しもやりたいと思います。
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