ステップワゴンスパーダ(RP3)のサイドスカート(スポイラー)を外してみた

妻がリアサイドスカート(サイドスポイラー、サイドステップ)をすってしまいました。orz…

「私のしたことなので私が修理代を払います。。」
と平謝りの妻。

運よくバンパー素材のスポイラーだけのキズなので、まあ下だし目立たないんでなんとなくペイントしてやり過ごそうかな。。とか考えながら見てみるとなんとっ!!

ずれてる。。。

前もずれてる。。。

状況としてはキズだけではなく、土台がいっちゃってる可能性もあります。。。

ていうことで、今回は

1.一度スポイラーを外してみる
2.土台のネジとかビスとか本体とかの損傷具合を確認してみる
3.業者にお願いするか自分たちで何とかするか判断してみる

この手順で対応してみることにしました。

サイドスカートを外してみた

まずサイドスポイラーの外し方。
ステップワゴンRPの場合、

・前後のネジを外して
・下部のクリップを外して
・スポイラーを後ろにずらして外す
・残ったクリップ類を取り除く

この手順で外れそうです。

前後のネジを外す

ネジは前に二つ、後ろにひとつあります。

前のネジはハンドルをきってタイヤをずらせばドライバーが入ります。

後ろのネジはタイヤとの間隔が狭いので狭い場所でも使えるドライバーを使うか、タイヤを外してしまうかを選択する必要があります。私はこんなドライバーを使いました。

下部のクリップを外す

この部分に下からクリップがついてます。

一番前。

二番目。

三番目。

マイナスドライバーでこじれば外れるのですが、内張りはがしがあると便利です。

結構こじるので内装用の樹脂タイプのものでは無理かもしれません。

私はひとつダメにしてしまいました。

あと私の場合、そもそもバンパーがずれてしまったため、クリップが完全に固定され、うまく外せませんでした。

加えて一番前のクリップは本体に直接ではなく、ひとつパーツが余分にあるためうまく抜けず。

結局ペンチでクリップを破壊して外しました。

ベース素材がバンパー素材(FRP?)の為、てこの原理でこじ開けようとすると素材が変形してしまいます。

整備工場の様な施設で「リフトして真下から専用の工具で引っこ抜く」のが正しいやり方なのだと思います。

私は気にしません。そもそも裏側ですし、特に見えない場所はいつまたすってしまうかも分かりませんし。。。

スポイラーを後ろにずらして外す

3つのクリップが外れたらスカート(スポイラー)が外れます。

外し方は簡単で、スポイラーごと後方に3cmくらいスライドさせれば外せます。

白いクリップとスポイラーはこんな感じで固定されています。

スポイラーをひっかけて、下から黒いクリップでおさえてます。
また、物理的に力がかかっても今回みたいに少しずれるように設計されていて、多少遊びがあって、大きく破損しないように設計されているようです。

前に残ってるパーツは矢印の方向にスライドさせれば外れます。

※青いクリップはそのあと外します。

あとフロントドアの下にもクリップは隠れてるので忘れずにチェックしましょう。

残ったクリップ類を取り除く

あとは残ったクリップ類を外せば終了です。

フロントドアの下にもクリップはついてるので抜き忘れないように。。。

これできれに外れます。

外れたパーツはこんな感じです。

〇印部分が下からクリップで抑えられていた場所。これを抜いてパーツごとスライドさせて外すイメージです。

裏から見た景色。〇印部分が白クリップがついている場所。受け口が前側を向いているのが分かります。

結果

外してみた結果分かったことは以下の通りです。

スカート(スポイラー)自体は破損はない

まず、スポイラー自体はキズがついた場所以外は破損がなく、ペイントすれば普通に使えそうです。

黒クリップは全滅

黒クリップは全滅です。3個すべて外すときに破損してしまい取り寄せが必要になりました。


白クリップは大丈夫

白クリップは全部再利用できそうです。

本体後部

本体後部のスカート(スポイラー)がネジで止められる部分が少し2cm程後ろに曲がってしまってます。

自分でできるかどうか。。。

まあやるしかありません。。

結論

結論、今回は「自分で直してみる」という事になりました。

・主要なパーツ類は破損してないこと

・キズがついたのはサイドスカートだけで、他に塗装や板金の必要がないこと

・せっかく外したし。。。笑

まあ、いろいろ理由は書いて見ましたが、何より一度分解してみると自分で修理したくなってしまう衝動はおさえきれません。しばらくこれで遊ばせてもらいます。笑

それと、とにかく今回は車の損傷だけで相手がいなかったこと、それと運転してた妻にもけががなかったこと。

それがよかったことに尽きますね。

話は脱線しましたが、この作業をする際に、なかなか外し方を調べてもなかなか見つけられなかったので書いてみました。

同じような事を考えている人に参考になれば幸いです。

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